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資格がなければアーユルヴェーダの術者にはなれないのか知ろう

インドでは専門の医師が国家資格のひとつに認められているなど、伝統的な医療として行われているアーユルヴェーダですが、日本ではリラクゼーションの一つとして広まっており、医療目的で行われることは殆どありません。現在ではこうした事情から、特別な資格が無くてもアーユルヴェーダの施術を行う術者として働くことが可能です。しかしながら、本来の伝統医療において行われる治療は日本において医療行為とみなされるものがあり、資格なしで施術ができるのはオイルマッサージなどリラクゼーションの一環で行われるものに限られます。

もし、日本で何かしらの資格を取得したいと考えるのなら、日本アーユルヴェーダ普及協会(JAPA)が開催するスクールへの参加により、セラピストやアドバイザーの認定を受けることができます。JAPAは伝統医療が盛んなスリランカのスリランカ・アーユルヴェーダ医学協会の認可を受けた団体なので、伝統医療本来の理論やハーブの効能に関する知識に基づくさまざまな施術について、本格的に身につけられる資格です。しかしながら、学べるスクールが非常に限られているため、これから術者を目指す方に適した資格といえるでしょう。

他にも関連した検定やスクールがあり、そのひとつが日本アーユルヴェーダ協会が認定する日本アーユルヴェーダ・スクールです。こちらはインドで実際に伝統医療に携わってきた医師を講師に迎えたスクールで、古典に基づく正当な知識に加え、東洋医学のツボと類似した概念であるマルマに関する講義が行われています。講座を修了すると、アーユルヴェーダに関するカウンセラーやコーディーネーターの資格が授与されます。入学金などの費用負担が必要にはなりますが、術者としてのスキルアップだけでなく、古典を学ぶことからヨガに関する理解を深めることも可能です。さらに、医師と薬剤師のための集中講座も行われているので、医療に従事する方が新しい考え方を得ることにも役立てられているといえます。

最も身近に学ぶのであれば、日本アロマコーディネーター協会が行う検定の一つであるアーユルヴェーディックアロマセラピー検定というものがあります。これはアーユルヴェーダの基礎理論をもとに、アロマテラピーに欠かせない精油の活用法を身につけられるのが特徴です。しかも、こちらはウェブで講座を受けて在宅のまま試験が受けられますので、すでに術者として働いている方も、働きながらスキルアップに役立てることが可能です。